B-CAS社とB-CASカードについて

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B-CASカードについて

B-CASとは、ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ社(B-CAS社)の略称です。
B-CAS社が提供する限定受信方式のことを指してB-CAS方式と言われることもあります。

デジタル放送受信機を購入すると、B-CASカードと呼ばれるICカードが入っています。
BS・110度CS・地上デジタル共用受信機には赤色のB-CAS カード・地上デジタル専用受信機には青色のB-CAS カードが同梱されているかと思います。

このカードは、デジタル放送の有料放送、自動表示メッセージ、データ放送の双方向サービスなどで利用され、それらの情報が書き込まれていくわけですが、同時にコピーガードの役割も担っているわけです。

地デジ放送は全て暗号化されているので、視聴するためにはB-CASカードを使用して暗号を解除しなければなず、B-CASカードは必須アイテムとなります。
ちなみにB-CASカードの所有権はB-CAS社にあるので、視聴者はカードをB-CAS社から借りる形になっています。
使わないからといってオークションなどで売ってしまってはいけませんよ!!



B-CAS社について

B-CAS社は、2000年2月22日に設立されたBSデジタル放送用の限定受信システムを運用管理維持する目的を持った会社で、NHK、民放、東芝、松下電器産業、日立製作所、NTT東日本等が主な出資元となっています。

B-CASカードによる視聴の可否および利用者の個人情報を一元管理する日本で唯一の会社のため、独占禁止法や個人情報保護、放送視聴の自由を侵害するという意見もあります。 本当に一企業にこれほど重要な役割と権限を持たせてよいのでしょうか・・・
B-CAS社の所在地や決算情報などが公開されていないことで有名でしたが、現在は公開されているようですね。。






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